1千人が酔った「1千人のチャリティーコンサート」
〜収益は震災義援金ともうまく基金へ〜




                      大阪支部・支部長 能勢良子

 国の重要文化財である大阪市中央公会堂で、1千人の聴衆が、弦楽五重奏やフルート、
ギターの見事な演奏や歌唱に酔った。拍手が鳴り止まなかった。会場は感動の坩堝
(るつぼ)と化した。4月10日(日)に大阪支部が開催した「この目に確かな治療法を!
 1千人のチャリティーコンサート」の光景が今も忘れられない。昨年の5月から
準備を始め、出演者との交渉や会場の確保・打ち合わせ、広報活動、チケットの作成
・販売等々、大阪支部を挙げて取組んできた成果が結実した瞬間だった。この1年の
できごとが走馬灯のように脳裏を駆け巡り、見えない目に熱い物が込み上げるのを
禁じえなかった。
 産経新聞大阪本社のご支援で、3社のスポンサーを得て、夕刊に3分の2ベージ大の
、網膜色素変性症やJRPS、もうまく基金、チャリティーコンサートに関する啓発
・広告記事を掲載し、広く一般の人たちにもアピールすることができたのも大きな
成果であった。もうまく基金へも多くの反響が寄せられたと聞いている。
 皆様のご賛同を得て、収益の一部20万円と募金242,200円を東日本大震災へ
の義援金として日本赤十字社へ、残り50万円をもうまく基金へ寄付させていただきま
した。ご支援・ご協力をいただいた皆様に、ご報告かたがた厚くお礼申し上げます。





<この目に確かな治療法を!>
「1千人のチャリティーコンサート」 プログラム





□主催  日本網膜色素変性症協会(JRPS)大阪支部
□後援
  大阪府 大阪市 (社)大阪府眼科医会 (社福)日本ライトハウス
  JRPS兵庫県 京都 滋賀県 和歌山県 奈良県 各支部
□協力  産経新聞社(営業局)


 【プログラム】

  (司会) 日本ライトハウス情報文化センター製作部・主幹 久保田 文

 13:30〜  開会挨拶 JRPS大阪支部・支部長 能勢 良子
 ■第1部■

   弦楽五重奏
    エルガー    愛の挨拶
    J.S.バッハ G線上のアリア
    モーツァルト  アイネクライネナハトムジーク KV525より第1楽章

   フルート演奏 末原諭宜
    モーツァルト  フルート四重奏曲 KV285ニ長調

   歌唱 前川裕美(伴奏 古川忠義)
    「ラブ」 「ねがい」

   ギター演奏 古川忠義

 14:30〜  休憩(20分)

 14:50〜
 ■第二部■

   弦楽五重奏
    コレルリ    合奏協奏曲 作品6−4ニ長調

   ギター演奏 古川忠義
    ビバルディーによるギター協奏曲

   フルート演奏 末原諭宜
    J.S.バッハ 管弦楽組曲第2番 BWV1067ロ短調

 15:50〜  寄付金贈呈式
         NPO法人・網膜変性研究基金・副理事長 橋本 富雄 様
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         閉会挨拶 JRPS大阪支部・副支部長 山本 進




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